【ミニシュナ日記】家の人がADHDを疑い始めた
近況報告&家の人の様子
ご無沙汰していた。理由は特にない。最後に更新したのがいつのことだっかも覚えてはいないが、それも犬のしからしむるところだ。ご容赦願う。
最近は家の人が新しいおもちゃをプレゼントしてくれたので、もっぱらそれで遊んでいる。八の字の形をした綱にテニスボールが付けられたシンプルなおもちゃだが、これで家の人と遊ぶのがなかなか面白い。まぁたまに家の人がテニスボールの部分を頭にぶつけてくるのは腹立たしくもあるのだが(笑)。
ところで。そんな家の人なのだが、最近なんだか様子がおかしい。半年ほど前までは「やりたいことを見つけた!」とかなんとか言ってやけに張り切っていたのが、最近は精魂尽きたかのように常時ボーっとしている。一体どうしたのか。
気になって家の人のスマートフォンをのぞき込むと、そこに表示されていたのはこんな検索画面だった。
「ADHD 改善方法」
ADHD?
なんだその薬物みたいな名前は。もしやそっち方面に手を出してしまって抜け出せずに苦しんでいるのか??
なんて思ってみたりもしたが、そんなはずもなかった。どうやら脳の障害であるらしい。
ADHDについて
家の人が気にしていたADHDとはいったいどんなものなのか。調べてみると次の通りであった。
- 集中力が持続できず、注意が散漫になる。
- 忘れ物が多い。
- 重要な書類やものをよくなくす。
- 整理整頓が苦手で、いつも部屋や机が散乱している。
- 絶えず、落ち着かず動き回る。
- 衝動的で興奮しやすい。
例えば以前家の人が書いたこの記事も、原因はADHD当事者の特徴と照らし合わせてみると結構当てはまっているような気がする。
深刻そうな顔だが、一緒にいるときは穏やか
最近は自分の部屋にこもっている時間が多い気がする。建前上は勉強していることになっているが、実際のところは違うだろうことは容易に想像できる。1万字のレポートと研究計画表を完成させなければいけないのに、集中力は持続せず、別なことがどんどん気になってしまい、結局何も進んでいないのだろう。部屋から出てきた家の人は日に日に深刻そうな顔をしながらスマホを見つめている。
ただ、休憩中や散歩に連れて行ってくれるときは今まで通り明るく接してくれる。むしろ以前よりも愛情が毅義るような気もするが、まぁそれは気にしていない(笑)。気分転換できているならそれでよかろう。
こうした人間の特性は治るものなのだろうか。わからない。おそらくそれについて一番悩んでいるのが本人なのだろう。本人は何とかやっていけるようになりたいと思っているようで、学校のカウンセラーに相談し始めたらしい。まだ診断が出たわけでもないので、ひとまず自分と向き合ってみるようだ。
家の人は、人間界で生きるには少々厄介な問題を抱えている。
まぁ犬なんて、みんなADHDみたいなもんだろうけども。